イノシシ被害対策強化月間
7・8月はイノシシ被害対策強化月間です。
イノシシによる農作物被害が発生する直前のこの時期に個人、集落、行政が協力して被害を減らすべく対策を行いましょう。
【対策(1)防護】
農作物への被害を減らし、集落周辺で人的被害を出さないようにするため、守りたい対象を電気柵などの防護柵で確実に囲いましょう。
- 電気柵などの防護柵を適切に設置して、田畑への侵入を防ぎましょう。
- 電気柵などの防護柵の効果を持続させるために、こまめな点検と補修を行いましょう。
【対策(2)環境管理】
農作物への被害を減らし、集落周辺で人的被害を出さないようにするため、野生動物が出没する環境を改善しましょう。
- 耕作放棄地や竹林などのやぶを刈り払い見通しをよくして隠れ場所をなくしましょう。
- 目的であるエサとなる野菜・果樹を放置しないようにして、エサを与えないようにしましょう。
- 電気柵や金網柵などの防護柵を設置して、人とイノシシのすみわけを行いましょう。
【対策(3)捕獲】
イノシシの生息数そのものを減らすことも重要ですが、被害を減らすためにまずエサを探して集落周辺に出没するイノシシを捕まえましょう。
- 防護と環境管理でエサをなくして、箱わなの中の誘引用のエサを食べるように誘導して捕獲の効率を上げましょう。
- 幼獣だけを捕獲すると母イノシシはまた出産をして生息数を減らすことができません。さらに母イノシシの警戒心が高まるので捕獲が難しくなります。成獣のメスを含む群れでの捕獲を行いましょう。
- 誘引用のエサの調達など比較的容易に協力できることもあります。一部の人に負担が偏らないように地域で協力できる体制を整えましょう。
関連ファイル
- 【チラシ】野生動物(イノシシ)から『守る』ために (1,113.9KB)
- 【チラシ】野生動物(イノシシ)を『寄せ付けない』ために (1,772.3KB)
- 【チラシ】野生動物(イノシシ)の『数を減らす』ために (1,732.3KB)