電気柵について
電気柵とは
田畑や牧場などで、高圧の電流による電気刺激によって、野生動物の侵入や家畜の脱出を防止する柵のことです。
過去には、電気柵で感電する事故も発生しておりますので、電気柵の使用については、感電事故を防ぐために正しく使用し、危険表示看板を設置するなどの注意喚起をお願いします。
電気柵を設置・使用する場合
- 取扱説明書等に従い、正しい方法により設置してください。
- 電気柵を使用中であることを知らせる「危険表示板」を必ず設置してください。
- コード(電線)のたるみや切断がないか定期的に見回りを行い、適正な管理を徹底してください。
- 絶対に電源(コンセント)から直接つながないでください。漏電や火災などの危険性があります。
- 電源(コンセント)を利用した電気柵を使用する場合は、必ずPSEマークが付いた漏電遮断機、ACアダプターを接続してください。
※PSEマーク・・・電気用品安全法により、漏電などの検査で安全性が確認された電気製品に取得表示が義務づけられたマーク。
事故防止のために
- 設置してある電気柵には触れないでください。
- 仮に、誤って触れた場合は静電気のようなショックを受けますが、電流は約1秒間隔で瞬間的に電気を流すパルス出力であり、間隔があいているため手を放すことができます。ただし、雷発生時は、落雷がなくても高圧電気が柵線に影響を及ぼすことがありますので、ご注意ください。
- ペースメーカーや除細動器を装着している方は、直接電気柵の線にふれないようにして下さい。機器に影響を与え、人体に重大な影響をおよぼす可能性があります。
関連ファイル
- 電気柵の正しい設置方法(パンフレット) (1,238.5KB)