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選挙の意義

 私たちは、家族や地域、学校や職場など、さまざまな場所で暮らしています。私たちの生活や社会を良くするためには、私たちの意見を反映させてくれる代表者が必要であり、その代表者を決めるのが「選挙」なのです。


■みんなの代表

 選挙によって選ばれた代表者は、国民や住民の代表者となります。
 したがって、その選挙された代表者が職務を行うに当たっては、一部の代表としてではなく、すべての国民や住民のために政治を行うことになります。


■身近な選挙

 選挙とは、私たちの代表を選び私たちの意見を政治に反映させるためのものです。そのためにも、私たち一人ひとりが選挙に関心を寄せることで、選挙はもっと身近なものになると言えます。したがって、投票するということは、政治参加への第一歩なのです。 


■政治と選挙

 日本は国民が主権を持つ民主主義国家です。
 選挙は、私たち国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会です。


■政治と国民

 「人民の、人民による、人民のための政治(政府)」。民主主義の基本であるこの言葉は、私たちと政治との関係を象徴する言葉です。
 国民が正当に選挙を通して自分たちの代表者を選び、その代表者によって政治が行われます。


■若い世代の声を未来に生かすために

 現在、若い世代のまわりには様々な課題があります。例えば、若い世代に直接関わる教育や就職の課題、いずれ関わってくる結婚や子育て、親の介護や自分の老後などの課題、そして、将来あるべき社会とは、といった課題もあるでしょう。

 このような様々な課題を解決していくには、当事者である若い世代の一人ひとりが自分自身の考えを持って政治に関わっていくことが大切です。
 「こんな政策が欲しい」「こんな社会にしていきたい」といった自分自身の考えを持ち、それが政治に反映されるよう、自ら働きかけていくためには、自分たちの声を政治に届ける代表者を選ぶことが重要です。

 しかし、世代別にみると、若い世代の投票率が低くなっており、未来を担う若い世代の意見が政治に届きにくくなっています。
 若い世代の皆さん、また、これから有権者になる中高生の皆さんも、選挙と政治が自分自身の未来にどのように関わってくるか、改めて考えてみませんか。


■投票の方法

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